うつ病・うつ状態で”人に会いたくないけども会わなくてはならない”時の3つの対処法。

      2016/06/22

Pocket

schedule

うつ病、うつ状態に陥ってしまった時、ひきこもり願望が強くなる傾向にあります。社会に参加したくないという気持ちや人と会話をすることに対しての嫌悪感、何も考えたくないなどの感情が強く芽生え、心を閉ざしてしまうのです。

これはうつ病、うつ状態の代表的な症状であり、当たり前の感情です。うつ病、うつ状態は風邪と同じように心の病ですので、ひきこもり願望が芽生えてしまったときは決して無理をしないでまずは、自宅でしっかりと療養を取ることが最良です。風邪を引いている時もご自宅でゆっくりと療養を取りますよね。

初期段階は、心身共に非常に疲れきっている状態です。まずは風邪と同じようにご自身の心のケアを最優先にゆっくりと療養をしましょう。

場合によっては医療機関からお薬を処方してもらうこともあります。

療養と併せてお薬を服用していくことも快方へ向かっていく近道となります。

症状が比較的軽い場合は、1ヶ月程度しっかりと療養を取ることで、少しずつ回復に向かっていることを身をもって実感することができるようになってきます。

対外接触を本能的に拒むようでしたら、本能に従いしばらくは外部との接触はできる限り避けるべきです。自分が人と話したいと思えてきた時が快方に向かっている証でそのタイミングでしょう。

しかしながら、ひきこもり願望が強く出ている時でも人と会わなくてはならない場面もございます。
その時どうしたらよいか、ここではその場面に遭遇してしまった場合の対処法をご紹介いたします。


うつ病・うつ状態で”人に会いたくないけども会わなくてはならない”時の3つの対処法。

 

1.対話はメールやチャットで行うようにする。

ご自身にひきこもり願望が強く出ている場合に、無理に対面してしまうと非常にマイナス思考に陥りがちで、失言やネガティブ発言をしてしまったり、相手に不快感を与えてしまい、結果、それが自己嫌悪となってしまい状況を悪化させるリスクもあります。可能であれば、今の自分の状態をやんわりと相手に伝えて、インターネットを使った対話をお願いするようにしましょう。デジタルな対話は、自分のペースで進めることができます。即応する必要もありません。思考回路が衰えている時なので、症状を悪化させる可能性も低く、リハビリにも効果的です。

 

2.対面の日程を先延ばしできるか相談してみる。

ひきこもり願望が強く出ている時に対面を行ってしまうのは症状を悪化させるリスクを伴います。
可能であれば、接触を依頼してきたお相手に理由を説明して日程を先延ばししてもらいましょう。伝え方はそれぞれですが、信用できる相手には今の状況をお伝えして回復するまで待ってもらいましょう。伝えづらい場合には、「今は体調が悪いので良くなったら連絡する」「今月は予定の調整が難しいので来月でいい?」などと別の理由を立てて先延ばしするようにしましょう。体調が悪かったり、予定調整が難しいのは事実なはずなのであまり罪悪感もなく伝えられるのではないでしょうか。

 

3.相手に近くまで来てもらう。

どうしても対面しなければならない場合は、しっかりとお相手に現状を伝えましょう。
その上でご自宅の近くまできていただいて最寄りの喫茶店など落ち着いた雰囲気の中で対話をするようにお願いするのが適切だと考えます。また、制限時間も決めておくと気持ちが楽になります。お相手が高圧的な態度で接するようでしたら拒否するのが望ましいです。あなたは今、うつ状態です。そこに理解、歩み寄りを示してくれない相手と無理やり接してしまうことは、ご自身にとって悪影響を及ぼしかねます。

無言で流してしまうか、できるのであれば無理です。とお断りを入れましょう。

 

いまは”一生懸命のんびりすること”を仕事だと思うようにしましょう。

以上、3つの対処法をご紹介させていただきました。
ひきこもり願望が強く現れているうちは、できる限り本能に従うことが心のケアにつながります。対面を望まれた相手に対して、できる限り不快な気持ちにさせないよう配慮をすることと、ご自身の感情の維持の両方を円満にとりもつにはインターネットを使った会話が望ましいです。

ご自身の状況を理解いただき、配慮いただけるお相手は、あなたにとって回復の一助となる重要な存在になることでしょう。
症状が回復してひきこもり願望が弱まり、前向きにコミュニケーションを取ることをご自身から望めるようになりましたら自発的に理解をしてくれた相手と対面でコミュニケーションをとっていくよう呼びかけていきましょう。

それは、理解してくれた相手に対する敬意でもあり、ご自身の回復に向けてのリハビリにもなります。
ひきこもり願望が強く現れているときは、ご自身の願望を最優先に考えて、しっかりと療養することを心がけていきましょう。
「一生懸命のんびりすること」それが今後あなたがいきいきと社会生活を送れることができるようになれる最大の近道なのだと思います。

 

 - うつの悩み, しごとの悩み, 人生の悩み, 対人恐怖症, 転職・就活