【育児ノイローゼでお悩みの方】育児は”うつ”と隣り合わせです。大変なのは当然あなたの方です。悩んでいる方は一人で抱え込まずに第三者に相談するようにして下さい。

      2016/06/22

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ikuji

妊娠・出産は女性にしかできない人生の中で最も大変な経験なのではないでしょうか。妊娠されてから出産までの月日は本当に長く感じると思います。その時の女性のホルモンバランスは不安定になりがちで、感情がコントロールできなくなったり情緒不安定になったり、出産に対する恐怖心が発生したり、大きな期待と不安で感情の起伏が激しく情緒不安定な毎日を送られていたのだと思います。

出産されてからも大変です。出産により体力が著しく消耗しているのに、休む時間もないまま育児に入ります。出産後は一人でなくなり、生活のほとんどを乳児と共に過ごすこととなり、心の緊迫感がほぐれない状態が中・長期的に続くはずです。

出産後のママが一人で育児をしていると一人になれる時間が持てなくて、常に緊張している状態が続き心身共に疲れていきます。子供がおなかの中にいるときは、まだ自由な時間があったのだけれども出産後は、四六時中子供と向き合っていく必要があります。

乳児と独りで向き合っていると、心身共に限界状態になりやすく育児に拒否反応を起こすようになります。特に心労が大きく、悲観的・マイナス思考になりがちです。

これらの悪循環が続くと育児ノイローゼ・うつ状態になってしまいます。


育児は一人でできるほどやさしくはありません。必ず第三者の協力が必要です。乳児と独りで向き合い続けると精神が限界状態になりやすいです。

 

感情の起伏をコントロールしながらの育児。睡眠不足や自由が利かないストレスを抱えながら一日中子供と向き合っていなければならない環境は孤独です。赤ちゃんはお話しすることができません。ママは、二人でいても実際の心は孤独感で一杯なはずです。人はどこかで休まないと限界に達します。そして限界状態が数週間・数ヵ月程続いてしまうと、精神的にも体力的にも疲弊してしまい、もっと自分の感情のコントロールが難しくなってきます。

育児を一人でやっていても、そうでない場合も乳児を育てているあなたが間違いなく一番大変なのです。出産も育児も男性にはできません。耐えられないからです。

そんな時、ご両親や旦那さんがママの気持ちに理解・共感し、しっかりと協力・サポートしてくれれば徐々に育児にもなれてきて、子供と向き合うことができるようになってくるはずです。

一日中誰とも会話をしない日だってありますから、話を聞いてもらえるだけでもだいぶ心の不安や心労は緩和されるはずです。

しかしながら、出産の大変さは女性にしかわからないということから、それが、育児にも関連していて、なかなか旦那さんの理解・共感が得られることができなくて、悩まれているママがたくさんいらっしゃいます。

出産・育児は周囲の協力が必ず必要です。

第一子の出産の際には、新婚さんのケースが多く、価値観の違いで旦那さんとぶつかり合う場面も多いと思います。そんな時、旦那さんから、「出産や育児より仕事のほうがつらい」というような言葉を言われてしまう場合があります。

出産・育児は、旦那さんがご就業されているお仕事と同等、もしくはそれ以上に大変なはずです。

そこに優劣はありません。

育児は今までの生活環境が180度に近いほど変わります。

  • 育児に休みも休憩もありません。休憩していても子供のことを常に考えてます。
  • 今までよりも会話が減ります。
  • 今までよりも睡眠時間が減ります。
  • 今までよりも自分にかけれる時間・自由が減ります。
  • 乳児は何が起こるかわかりません。常に心が緊迫状態です。

箇条書きにしてみると育児がどれだけ心身共に負担がかかることなのかお分かりになるのではないでしょうか。

出産・育児に対する世の中の理解は数十年前に比べてはるかに上がっています。しかしながら現代社会は終身雇用や定時という概念がなくなり仕事をメインにしている旦那さまも同じように辛い状況に置かれている場合もあります。お互いが疲れ切っている中での会話はネガティブになりがちで、言い争いに発展して理解・共感が得られない場合が多いです。

場合によっては、旦那さまの意見の方が強くそれにママの方が押し切られてしまって状況が悪化する場合も少なくはありません。そうなってしまうと事態は悪化していく傾向が強いです。

  • 私は稼ぎもなく、ご飯を食べさせてもらっているので子育てにおける弱音や愚痴などは言ってはいけない。
  • 仕事をしている旦那さんの方が辛いのだから、私の方が我慢しなくてはならない。

このような気持ちになってしまっている場合は注意です。育児は常にノイローゼとうつと隣り合わせの状況です。仕事と育児に優劣はありません。大変さは違うかもしれませんが今はあなたの方が辛い状況なのではないのでしょうか。

この気持ちは、極端な我慢状態となります。辛く大変な育児の最中に自分をさらに追い込んでしまうと状況は悪化していきます。産後の育児において、旦那さまの協力がある家庭とそうでない家庭は今後の家族の絆にも影響してくるでしょうし、非協力的な場合は何よりもあなたの心に強い負担がかかります。

お互いの精神状態がフラットな時に、相談するようにしましょう。

心が落ち着かないときには、落ち着いているときに手紙やメール(LINE)にしてもいいかもしれません。ちゃんと理解・共感をしてもらって、話を聞いてもらえる環境だけでも作っていかなくてはなりません。お互いの心が穏やかな時に理解を求めていきましょう。

育児はママだけが行うもの。という考えは世間一般的に薄れています。一人で育児をやっている事実を同じくらいの年齢の育児経験者に相談すると、あなたの意見に大いに共感してくれるはずです。

旦那さまに理解が得られない場合には、

  • あなたの両親
  • 共感してくれる友人(できれば近しい年齢のお子様を育てている先輩)
  • 公共が運営している子育て支援・相談機関

に打ち明けましょう。打ち明けるだけでも心の負担がだいぶ緩和されるはずです。理解や救い、協力は育児をしているママの方に寄せられるはずです。そして、あなたのお話に強く理解・共感してくれるはずです。

 

育児は簡単ではありません。旦那さまにそれを理解してもらうことは状況を大きく好転させる第一歩になります。

 

やっぱり一番身近で頼れる存在になれるのは旦那さまでしょう。そんな旦那さまに育児に対する理解・共感を得られて、さらに協力的になってもらえれば、あなたが抱えている心労は大きく緩和されるはずです。ただでさえ大変な状況なのにこれ以上に自分を追い込んでしまうのは決して良い方向には向かないと思います。

旦那さまは、お休みの日やオフの時間に育児を手伝ったりしてくれたりするかもしれませんが、意外にも簡単だと勘違いしてしまいがちです。

確かに旦那さまが行うように家事や育児を行えば、それは簡単なはずです。

ママはもっと子供に対して細部まで気を使ってますし、もっと緊張感をもって子供と接しています。子供の変化に一番早く気づきやすいのもママなはずです。家事においても同じです。そして同じ単調な毎日が続きます。寂しいし、孤独です。

たまに育児は、誰だって大変には思わないでしょう。普段行わないことを行えば気分転換にもなりますし。それを継続して、常に緊張感を保ち、子供と接し続けることが大変なのです。

瞬間的な睡眠不足は1日もすれば取り戻せるでしょう。期間限定での心の負荷やストレスは、休めば解消されます。しかし、中・長期的に継続させるとなると、その疲れは蓄積されます。蓄積されればされるほど心身共に負担がかかります。

これらのことをちゃんと理解してもらう必要があると思います。旦那さまがちゃんと向き合って話を聞いてくれる状態でしたら理解してもらえるように働きかけてみてください。たまにでいいので完全な一人の時間を作ってもらえたりすると緊張感の緩和にもつながるし有効的であると思います。

難しい場合は、ほかの第三者に打ち明けてみましょう。独りで抱え込むのはリスクが高いです。育児の悩みはご家庭内の悩みになりますが恥ずかしいことではありません。

育児ノイローゼという言葉が昔からあるように、悩まれている方は今でもたくさんいます。

また、それを受け入れて話を聞いてくれる第三者や公共機関は必ずあります。

どうか独りで抱え込まないでください。

あなたがちゃんと自分の心をコントロールできないような状況は子供にも影響しますから。もっと自分を労わって、緩和されるように働きかけてみてください。

 

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