【うつ克服】うつ病からの復帰を考えている人へ

   

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うつ病に直面した時、あらゆる感情が生まれるでしょう。そしてその感情は日々形を変えていきますが常にマイナスな思考に纏わりつかれているような感覚で日常を過ごされている方も少なくはありません。

幾度も自問自答を繰り返し、その激しい感情の揺らぎに耐えるのも難しく、自己嫌悪に陥ってしまっている人も多いはずです。

うつは"心の病"だから、精神状態を一定の水準に保つことが厳しいです。

月日が経過するにつれ、変化する様々な感情と戦っていくことになります。以前だったら当たり前のようにできていたことも難しくなります。

その過程の中で、

『復帰したい・・・』『また、前の自分に戻りたい』

そういう思いが芽生え始める場合があります。それは、うつ病を患っている人の多くが望む希望であったり目標であるからです。


『復帰したい・・・』と思う頻度が高くなったらそれは病が前向きに回復している裏付けではないでしょうか。

うつ病と診断されたとき、あなたは心身ともにズタボロだったはずです。思考回路がものすごく弱まるはずですから、感情ばかりが先に出てしまって考えたり、願ったりする行為自体が難しいはずです。

そこから幾度も自問自答を繰り返して湧き上がる負の感情と向き合い続けていくことで、徐々に今の自分を受け入れることができてきたのではないでしょうか。

『復帰したい・・・』という願望を持てるようになったこと自体が素晴らしいことだと思います。

そのように思えた自分をほめてあげてください。時間は確実に心の変化をもたらして、あなたを前向きな方向へと導いてくれていたはず。

今、あなたがどんな状態であろうとも『復帰』というワードが頭の中をよぎったり、とどまったり、それについて考えたりすることは悪いことではありません。

『うつからの復帰』って以前の自分に戻ること??

うつの克服・復帰・完治って、うつ病と診断される前の自分に戻ることなのでしょうか。

あなたは『うつ』になってしまったことで、様々な感情と戦ったり、多くの悩みと向き合って来たことでしょう。勿論今でも・・・

それは、心の病気を患ったから得ることのできた”経験”です。

人の心の痛みに共感できたり、穏やかな環境を望むようになったり、争いごとが嫌いになったり・・・

自分がやられて嫌なことをされてしまって今があるのだから、

そういった環境は今後望むはずもないし、そういう環境を自らが作ることはしたくないはず。

以前よりもテキパキ動けないけど、判断力も鈍っているけど、その分秀でた部分だって必ずあるはず。

うつの克服・復帰・完治とはうつ病と診断される前の自分に戻ることなのでしょうか。

そうではないと私は思います。

大事なのは自分を受け入れて、理解してあげて、穏やかな心を持って生活ができることなのではないでしょうか。

自分の限界地点も分かっているはず。苦手なことも分かってきたはず。

分かったうえで日常生活のプランを決めていけば、もしかしたら以前よりも素晴らしい価値観を日常生活に見いだせるかもしれません。

以前の自分に戻ることは簡単ではありません。それが決して正解といえるわけではないと思います。

視野を広げてあげることも必要なのではないでしょうか。

今のあなたは優しい人間なはずで、それを必要としている人や社会はたくさんあるはずだから・・・

 

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